日頃から、原発をなくし、自然エネルギーを推進する運動へのご理解とご協力に感謝します。

 さて、福島第一原発事故から7年が経過しましたが、いまだ事故は収束せず、様々な形で苦しみと被害が続いています。一度事故を起こせば甚大な被害をもたらす原発はなくすべきです。

 現在、経済産業省において、国のエネルギー政策の指針となる「エネルギー基本計画」の見直しの議論が進められており、3月末までに結論を出すといわれています。しかし、2014年の現行計画を概ね踏襲し、2030年度に必要な電力の20~22%を原発で賄う目標を維持する方針を示しており、原発ゼロを要求する国民全体の思いと逆行しています。関西電力も高浜原発3号機4号機を再稼働させ、大飯原子力発電所3、4号機も再稼働させようとしています。3.11事故後、どのような世論調査でも、原発再稼働反対が過半数を超えています。先日も小泉純一郎、細川護熙両元首相が顧問を務める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」(原自連、会長=吉原毅・城南信用金庫顧問)が、「全ての原子力発電の廃止及び自然エネルギーへの全面転換の促進に関する基本法案」(骨子案)を発表するなど、原発ゼロの社会へ向け運動が大きく広がっています。
こうしたもと、私ども、原発をなくし、自然エネルギーを推進する大阪連絡会(略称 原発ゼロの会・大阪)は、3月10日にエルおおさかで「なくせ!原発、再稼働反対 3・10大阪集会」を開催し、500人を超える参加者があり無事終了しました。

 その場で、さまざまな行動の提起をさせていただきました。その中の一つに、関西電力宛ての新しい署名の提起をさせていただいております。当面の目標とし、6月に開催される予定の関西電力株主総会に向け5万筆の署名を集約していくこととしています。

 つきましては、関西電力宛ての新しい署名について、取り組んでいただくことをお願いします。
 

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