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発足2周年記念のつどい講演より 「原発のコスト問題と日本社会のあり方」 [2014.2.3]

ブックレット 発売中!
「原発コスト問題と日本社会のあり方」
立命館大学国際関係学部教授 大島 堅一

 昨年10月20日の“原発ゼロの会・大阪発足2周年のつどい”での大島堅一先生の記念講演がブックレットになりました。大島先生の記念講演は原発のコストを分析し、経済面からみても原発はゼロにする以外にないことを説き明かしたもので、「わかりやすく、原発ゼロの運動を進めていくうえで大きな力を得た」「原発コストの意味が良くわかった」など大変好評でした。
ブックレットはその内容を大島先生のご協力のもとに収録したものです。
ぜひご購読のうえ、グループでの学習・討論会などに大いにご活用ください。
 

原発のコスト問題と日本社会のあり方
大島 堅一 立命館大学国際関係学部教授
2013年10月20日の「原発ゼロの会・大阪 発足2周年記念のつどい」講演より

<主な内容>
○海外が見た福島原発事故の現状
○損害賠償基準を決めるのは加害者側
○不安をあおっているのは誰?
○原発の「コスト」とは「発電コスト」ではない
○誰がコストを払うのか

原発事故原因の下地
○集中している原発立地地域
○残る集中地域は福井だけ
○神話1 一度事故を起こしたから、もう安全
○神話2 原発がなければ電気がなくなる
○神話3 環境に優しい
○神話4 原発は安い
○総エネルギーに占める割合は11%
○原料費は安いけれど
○10万年分のうち、300年分だけ計算
○人は自分が払える分しか考えられない
○発電コストと社会的費用

換算できない損害
○何も決まっていない事故処理費用
○日本史上最大の環境汚染のコスト
○もっと大きな事故の可能性もあった
○もっともっと増えていくコスト
○破産状態でも東京電力だから金を貸した
○汚染者負担原則をつらぬくべき
○原発は社会的費用が増えてしまう
○原発を作るコストは国民負担
○損害賠償を払っているのは誰?
○一般負担金を払っているのは誰?
○東京電力が黒字のワケ
○リスクはあなた、利益は私
○東京電力 国営化の問題
○誰に責任があるのか
○東京電力が破綻した後の責任は
○原発の将来は
○数は減っていくのに、高くなっていく原発コスト
○「コスト」も「リスク」も国民のもの
○まとめ

<発行>
原発ゼロの会・大阪(原発をなくし、自然エネルギーを推進する大阪連絡会)

・装丁 A5 判 32 ページ (カラー図表多数)
・頒価 1冊300 円(送料別)。5冊以上は200 円(同)
・申込 下記注文用紙PDFをダウンロードしていただき、FAX かメールにてお申し込み下さい。
(冊子と一緒に郵便振込用紙をお送りします)

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