7月4日公示、21日投・開票で参議院選挙がたたかわれようとしています。原発をなくすには、“原発なくせ!”“再稼働反対!”の世論を大きく盛り上げていくとともに、原発をなくし自然エネルギーを推進する国会につくりかえていくことが大切な取り組みとなります。日本の原発はどのようにして推進されてきたのか? その中で政治と国会はどのような役割を果たしてきたか? そして、原発をなくすにはどうしたらよいか? そんな点を国会で原発推進勢力と第一線で対峙してきた前国会議員の吉井英勝さんが縦横に語る学習会が5月30日(木)夜、国労会館3階ホールで開催されます。題して『原発ゼロへの道と参議院選挙-前国会議員が語る原発と政治・利権の実態-』です。ぜひお誘いあってご参加ください。
原発ゼロの会・箕面は5月26日(日)に「みんなで学んで交流しましょう! 原発ゼロの日本をめざして」をスローガンに、日本環境学会会長の和田武先生を講師にして自然エネルギーの学習会を開催します。開始は正午からで、場所はサンプラザ8階大会議室(箕面・文化交流センター)です。当日は正午からミニ展示と体験コーナーがあり、13時30分から和田先生が「原発ゼロの日本へ みんなでチャレンジ自然エネルギー」と題して講演を行います。また、正午から13時30分まで会議室ロビーで子供向けの「やってみよう 牛乳パック風車 発電実践」も行われます。楽しくてためになる企画一杯です。ぜひご参加を!
3月23日に試写会が行われたジェームス三木さん脚本の映画『渡されたバトン~さよなら原発~』の上映会が各団体や地域で取り組まれ始めています。5月12日(日)には生活協同組合ヘルスコープおおさかがエルおおさかの大ホールで午前10時30分、午後1時30分、4時30分の3回に分けて上映会を行います(希望者はヘルスコープおおさか=06-6915-8855まで)。また、5月11日にはあましん、以下6月2日に富田林、6月9日に守口、6月22日に東大阪、10月18日に吹田などでの上映日程が決まっています。堺では準備会発足し6月に予定。その他、高槻、茨木、大東、八尾、泉北、岸和田などでも準備が進んでいます。
原発ゼロの会・大阪も参加する「さよなら原発 3.10関西2万人行動実行委員会」は、“大飯原発すぐ止めろ!”“全ての原発を廃炉に”をスローガンに、3月10日、中之島公園で集会を開催し、集会後は関電・御堂筋・西梅田の3コースに分かれてデモを行います。集会は午前10時30分から水上ステージでの「さよなら原発フェス」をかわきりに水上ステージ、女神像前(12時30分~)、剣先公園(13時00分~)の3カ所でプレ企画・本集会が開催されます。また、子どもさん向けに「ちびっ子広場」も開設されます。原発ゼロの会・大阪では、原発再稼働の動きが強まる中で関西電力のおひざ元である大阪、関西で2万人という過去最大規模の反原発集会を開催する意義は大きく、家族そろって、地域や団体の組織あげての参加を呼びかけています。
“原発なくせ”の声が大きく広がっている一方、財界やアメリカの圧力を受けて“巻き返し”の動きも強まっています。そなん圧力を跳ね返し、原発即時ゼロの実現を目指して11月11日には、東京で大規模な国会包囲行動が計画されるとともに、全国一斉の行動が呼びかけられています。大阪では午前中、原発ゼロの会・大阪が梅田と難波で宣伝・署名行動を行うとともに、午後には中之島公園の女神像前で「LOVE脱原発OSAKA1111」集会が開催され、集会後は南堀江公園までデモ行進を行うことにしています(原発ゼロの会・大阪も協力団体に)。また地域では、鶴見区、吹田市、豊中市、東大阪市・花園、藤井寺市、堺市などでも集会やデモ、学習会、宣伝・署名行動が計画されています。どんな形でも結構です。“なくそう原発”“すすめよう自然エネルギー”の思いを行動で表していきましょう。
原発ゼロの会・大阪は、この夏、大飯原発の稼動なしでも電力は足りたと言う事実を受けて、9月5日と18日には大阪市会に対し158団体、9月21日には大阪府議会に対して177団体の団体署名を付けて「関西電力に対し大飯原発再稼動の中止・撤回を働きかけることを求める請願書」を提出しました。この請願書について大阪市会では9月19日の民生保健委員会で審議され、「継続審議」にすることが決められました。また、大阪府議会では10月18日の環境農林水産常任委員会、10月23日の本会議で審議されましたが、どちらも賛成は日本共産党だけで、他の会派(維新、自民、民主、公明、無所属クラブ、みんなの党府民会議、府民クラブ)の起立がなく、起立少数で「不採択」となりました。
作家の藤本義一さんが、10月30日ご逝去されました。藤本さんは、昨年の原発ゼロの会・大阪の発足に当たって、呼びかけ人になってほしいという私たちのお願いを快く引き受けて下さり、また、集会などでのあいさつの要請についても、“体調さえ許せば行ってスピーチしたい”と言っていただいていました。生前のご協力に感謝申し上げるとともに、心からご冥福をお祈りします。
原発ゼロの会・大阪は、10月7日午後、大阪市中央区のエルおおさか・大ホールで「原発ゼロの会・大阪 発足1周年記念の集い」を開催しました。「集い」には府下各地域から会場いっぱいに800人を超える人が参加し、第1部では、主催者あいさつの後、福島から大阪に避難してきている方の訴え、そして、安斎育郎先生の記念講演「原発ゼロへ~生命とくらしを守るために」がありました。第2部では冒頭、Twit No Nukes大阪有志の代表のあいさつがあり、その後、各地域での原発ゼロをめざす取り組みが“1分間スピーチ15連発”で報告され、さらに原発ゼロの会・大阪からの報告と今後の取り組みについての提案、そして、合唱と集会アピールの朗読と続きました。「集い」参加者は、その後、会場横の北大江公園移動し、公園から大阪市役所までパレードを行いました。
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原発ゼロの会・大阪は「国に対し大飯原発3・4号機の即時停止と原発ゼロ・自然エネルギー推進に全力をあげることを求める請願署名」の取り組みを開始しました。同署名は政府の「2030年代に原発稼働ゼロを可能にするよう、あらゆる政策資源を投入する」という方針について「原発ゼロどころか原発依存政策を継続するまやかしの方針であって、絶対許されるものではない」と厳しく批判し、①政府は関西電力の大飯原発3・4号機の再稼動容認を撤回し即時停止すること。また、現在停止中の原発はいっさい再稼動せず、廃炉にすること、②政府は脱原発・自然エネルギー推進を決断し、原発からの即時撤退と自然エネルギーへの政策転換を強力に推し進めること、の2点を請願しています。国会への提出時期は11月の適当な時期としています。
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