東日本大震災・福島第一原発事故から8年目の3月10日、原発ゼロの会・大阪の「なくせ!原発 再稼働はんたい!おおさか大集会2019」が大阪市内で開催されました。
参加者は午前・午後合わせて延べ500人。午前中は、「自然エネルギーを推進しよう!活動交流会」と題して、太陽光発電とその活用例、市民共同発電所づくりの経験、木質バイオの取り組み、省エネ・エコな住まいづくりをテーマとした8点の展示のほか、北海道は東部地震でブラックアウトはなぜ起こったのかなど5点のポスターセッションが行われました。
午後は全体会。記念講演では、和歌山大学客員教授で自然エネルギー市民の会代表の和田武先生が「原発ゼロ・再生可能エネルギー100%社会を目指して~地域・市民みんなが再エネ普及の担い手になろう~」と題して、再生エネルギーの取り組みをどう市民が進めるのか、世界の温暖化対策にどう対応していくのかを、多彩な図表を使って説明されました。原発ゼロの会・大阪からは、エネルギー部会責任者の中村毅さんが、本年1月発行の提言「自然エネルギー100%のおおさか」の概要を解説しました。また、福島原発避難者の菅野みずえさんは、「生活と人生のすべてを奪うのが原発事故。明日は自分自身のこととみんなが身をもって感じ、ぜひ一緒に頑張ってほしい」と力を込めて訴えました。
後半は、地域や団体の原発ゼロや自然エネの取り組みのリレートークが行われました。集会では「『原発ゼロ基本法案』を成立させ、自然エネルギーを推進し、原発のない安全、安心の社会を実現しましょう!」する集会アピールを採択。最後に、庄司修事務局長の行動提起「みんなの力で原発ゼロの政府・地方自治体の実現を」を確認し、大阪市役所までパレードを行いました。
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