トピックス - 【報告と感想】 自然エネルギー連続講座 第2回現地視察・見学会

【報告と感想】 自然エネルギー連続講座 第2回現地視察・見学会

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webmaster 2018/10/9 11:39

持続可能な上質な田舎へ エネルギー自給率100%をめざして取り組む
環境モデル都市・バイオマス産業都市岡山県西粟倉村視察・見学会に36名が参加

宮川 晃

 2018年9月20日(木)7時45分に大阪民医連前に集合して岡山県・西粟倉村の視察・見学会に36名が参加しました。

 バスの中で環境問題についてのビデオを見ながら現地へ向かいました。到着すると早速、西粟倉村の会議室で、白旗佳三さん(西粟倉村産業観光課)から、環境モデル都市・バイオマス産業都市西粟倉村の取り組みの話を聞きました。昼食を近くの「道の駅」でと採った後、白旗さんの紹介で、①貯木場と材木加工現場、②熱供給システム、③小水力発電所(290KW)、④薪ボイラー、⑤小水力発電所(5KW)、などの施設を見学しました。

 西粟倉村は、2004年に合併の話がありましたが、村民へのアンケートで反対が多く、合併協議会を離脱し、合併をせずに自主自立の小さな村として歩んできました。小さなの村の利点を活かして、「森林への再投資百年の森林(もり)」事業として、適切な森林管理と販売先の確保の取組み、高齢化がすすむ中で人口減少に歯止めをかけるためには、地域活性化が必要と地域資源の水力や森林資源を活用した仕事づくりと環境モデル都市として環境保全活動を両立させ、村の少ない予算を補助金活用で大きく広げ、人口は1500人弱ですが、粟倉村の活動に共感の輪を広げ、Iターンで人口の一割以上が若者とその子供でした。

 少ない人口で村民のことがよくわかり、住み続けられる地域づくりをめざし、子育てしやすい村づくり、若者の仕事づくりをめざして林業の取組みなど、「持続可能な上質な田舎をめざして、エネルギー100%をめざした地域づくり(現在は30%)」をスローガンにした地域資源を活用した地域づくと環境活動に感心しました。

 自然エネルギーの活用では、もっとも経費のいらない水力発電を優先し(家庭用の70%)、村の面積の95%が森林の木の利活用では、市場中心から森林組合で直接加工して販売する、さらに森の学校等地元製材工場への販売など利益の大きい販売をめざし、A材は建築物の柱などに活用、B材は合板・集成材等大手製材工場へと付加価値を高め、C材は村内の熱源としてチップや薪として加工し、薪ボイラー(温泉3施設)や熱エネセンター(地域熱供給システム)に活用しています。今後に向けて、皆伐の実施と育林の低コスト化と獣害対策など、持続可能な経営の確立など、持続的な地域づくりを目標に進められており前進していくと思いました。

 帰りのバスの中での感想でも、「小さな自治体で住民の声が届き、迅速に行政施策がおこなえる」「情熱をもって地域の元気を作る自治体職員が言えば、地域は大きく良くなる」などの声がありました。
                         
 

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