昨年10月15日に発足した原発ゼロの会・大阪(正式名称:原発をなくし、自然エネルギーを推進する大阪連絡会)は、“発足1周年の集い”を10月7日(日)に大阪市中央区のエルおおさか・大ホールで開催することを決めました。午後1時半から開催される「集い」では、第Ⅰ部で呼びかけ人の1人でもある安斎育郎・立命館大学名誉教授が「原発ゼロへ~生命とくらしを守るために~」と題して講演します。第Ⅱ部では各地域から脱原発のパフォーマンスや1分間スピーチ、第3部として会場周辺の“ご近所パレード”を実施する予定です。“再稼働問題”が大きな争点となる情勢の中での「1周年の集い」です。“ゼロの会ではご家族そろって、仲間を誘いあって、気軽にご参加ください”と呼びかけています。
“しぶとく声をあげていきましょう”と8月10日の金曜日も関西電力本社前で抗議行動が行われます。TwitNoNukes大阪有志などがツィッターなどで呼びかけているもので、「大飯原発の即時停止」「再稼働撤回」「速やかな廃炉」を求めての抗議行動です。抗議行動は午後6時から7時30分まで行われます。京阪中之島線「渡辺橋」駅などから参加するのが便利です。原発ゼロの会・大阪も参加を呼びかけています。大飯原発の再稼働中止・撤回を求めて大いに声をあげていきましょう。
「大飯原発3号機を停止せよ!」「4号機の再稼働を中止せよ!」。毎週金曜日に大飯原発の再稼働に抗議しておこなわれている関西電力本社前行動。6月22日には1千500人、29日には2千800人、7月6日には1千100人と抗議行動に参加する人の輪が広がっています。TwitNoNukes大阪有志などがツィッターなどで呼びかけているもので、20日も午後6時から7時30分まで行われます。4号機まで再稼働を強行する関西電力への怒りの集中が呼びかけられています。京阪中之島線「渡辺橋」駅などから参加するのが便利です。
7月16日、東京・代々木公園で開催された「さよなら原発10万人集会」。暑い日差しにも関わらず“NO NUKES!”“ようこそ自然エネルギー”のスローガンのもと、全国から17万人が集まり、 “原発いらない!”“再稼動反対!”の声をとどろかせました。集会は、小室等さんらによるオープニングライブで始まり、呼びかけ人の鎌田慧、坂本龍一、内橋克人、大江健三郎、落合恵子、澤地久枝、瀬戸内寂聴の7人が次々に訴えました。集会後は3つのコースに分かれてパレード。大阪からは約500人が参加し、新宿(新宿中央公園)コースをパレードしました。
原発ゼロの会・大阪は、大飯原発再稼働方針の撤回を求めて、「“安全性”無視、“いのち”軽視の大飯原発の再稼働は許せません」とするチラシを作成し、広く活用を呼びかけています。同チラシでは、大飯原発の再稼働の問題点として、福島第一原発事故における地震の影響など原因が解明されていないこと、安全性の審査にしてもコンピューターによるシミュレーションや計画の提出でOKにしている問題を指摘し、野田首相・大阪府知事・大阪市長・関電社長に「大飯原発の再稼働をするな」「原発の稼働ゼロでこの夏を乗り切るために全力をあげよ」の声を集中することを呼びかけています。
原発ゼロの会・大阪主催の「大飯・美浜原発&あわら風力発電見学ツアー」が6月16~17日行われました。参加は22名で、大飯では大飯原発を海上から視察するとともに、地元議員から大飯原発と大飯町の実態を話していただきました。あわら市では風力発電10基が立ち並ぶ「あわら北潟風力発電所」を地元議員の解説を交えながら見学、美浜原発PRセンターでは職員から説明を受けるとともに、率直に疑問を出し答えてもらうやり取りも行いました。また、見学ツアーは17日正午から福井中央公園であった「いのちが大事・今なぜ再稼働・ふくいでつながろう」集会にも参加し、岩本団長をはじめ3人が1分間スピーチに登壇し、連帯のあいさつを述べました。車中や旅館での学習会や交流会などで原発ゼロ・自然エネルギー推進の決意を固め合いました。
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大阪から公害をなくす会は6月14日夜、大阪市内で第33回総会を開催し、特別決議「『安全性』無視、電力会社・財界優先の大飯原発の再稼働を断固反対する」を採択し、野田首相や福井県知事などに送付しています。同決議では「福島第一原発の事故の原因究明もまだ、原発事故被災者の生活の目途も全く立っていない中で、大飯原発の再稼動を“決断”するなどということは、常識的に考えても決して許されることではない」と厳しく批判し、いま電力問題について求められていることは、「『安全性』が確認されるまで原発は一切稼動させないことを決断し、消費電力がピークとなる真夏の数日間、それも午後の2~3時間の時間帯を原発の稼動なしでどう乗り切るかについて行政、国民、企業、電力会社などが総力をあげて取り組むこと」と述べています。
大飯原発の再稼働をめぐって“夏の電力不足”問題があります。また、原発立地自治体での“原発なしの地域経済”をどうするかも大きな課題です。原発ゼロの会・大阪では6月20日(水)に、前者については自然エネルギー市民の会の藤永のぶよさんに、後者について環境政策研究所の主任研究員の上岡直見さんを講師に緊急学習・討論会を開催します。みんなでこの問題を考えるため、多数ご参加くださいますようお願いします。
政府・野田政権は、大飯原発再稼働の必要性について“原発を再稼働させなかったら夏の電力が大幅に不足するから”との理由をあげています。本当に15%も電力が不足するのでしょうか? 原発なしに乗り切る方法はないのでしょうか? 一方、大飯町の議会は日本共産党を除く全議員の賛成で再稼働を求める決議をあげました。その背景に、“原発がなかったら町の経済が成り立たない”という話があることは確かですが、本当に大飯町には“原発なしの地域経済”って出来ないのでしょうか? 原発ゼロの会・大阪は、そんな問題を考える学習・討論会を6月20日(水)に開催します。
”福島第1原発事故の原因究明もまだなのに原発の再稼働は許されません” ”福井県知事は、福井県民だけでなく近畿各府県民の生命とくらし、営業、産業を守る立場から大飯原発3号機、4号機の再稼働を容認しないで下さい”。原ゼロの会・大阪は、大飯原発の再稼働をめぐる情勢が重大な局面を迎えているのを受けて、福井県知事に対し冒頭趣旨の緊急要請署名に取り組んでいます。5月26日、6月1日には代表を福井に派遣し、同署名を知事に渡すことにしています。原発ゼロの会・大阪では、出来るだけ多くの人に訴え、署名を集め、事務局に集中してほしいと要請しています。
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