トピックス - 最新エントリー

福島第一原発事故が発生してから間もなく3年になります。私たちはこの原発事故を通じて、原発による被害は、他の如何なる事故とも比較にならない規模、広範囲でしかも長期にわたって人々の生業と生活を奪ってしまうものであること、また、原発で日々生成される放射性廃棄物処理方法がなくて貯まる一方で、しかも10数万年という事実上不可能な期間、管理し続けなければならないことを学びました。そして、子どもたちの未来のためにも原発はなくしてゼロにする以外にないことを学びました。そんな“原発なくそう”の一点で原発ゼロへの思いを集めた集会とデモが、今年は3月9日に北区民ホールと扇町公園で行われます。主催は原発ゼロの会・大阪も参加する「さよなら原発 3.9関西行動実行委員会」で名称は「さよなら原発 3.9関西行動」です。当日は、午前中に北区民ホールで小出裕章・京大原子炉実験所助教の講演「子どもたちを放射能から守るために」や福島原発告訴団、原発反対福井県民会議の特別報告が、また午後には扇町公園で集会を開催し、終了後は西梅田、市役所、中崎町の3コースに分かれてデモ行進を行います。実行委員会では1人でも多くの参加を呼び掛けています。

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昨年10月20日に開催された「原発ゼロの会・大阪発足2周年記念のつどい」での大島堅一・立命館大学教授の記念講演が冊子化されました。タイトルは『原発のコスト問題と日本社会のあり方』で、 A6判28ページ、図表カラーのとても読みやすい編集になっています。原発については、いったん事故を起こした場合の被害の大きさ、あるいは生成される放射性廃棄物の処理方法がない問題だけでなく、実は経済面からみても高コストで割の合わないのが原発であることをデータを使って解き明かしています。“原発は安価で電力が供給できる”などの話がまったく逆であることを解明した貴重な冊子です。ぜひお買い求めください。また、グループで学習会のテキストとして大いにご活用ください。申し込みは原発ゼロの会・大阪の事務局まで。

>>冊子の主な内容などはこちらをクリックして下さい。

 

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原発ゼロの会・大阪は25日、いま国会で大きな問題となっている「秘密保護法」について、「国民の目・耳・口を閉ざす希有の悪法」として、“廃案”を求める「声明」を発表しました。「声明」では、“原発”は国際テロリストの攻撃対象になり得ることであり、そのことを口実に秘密保護法のいう「防衛に関する」重大な情報とされれば原発に関する情報は完全にブロックされ、国民は原発に関する情報を何一つ得ることが出来なくなること、また、調査しただけでも処罰の対象になるというとんでもない事態になることを指摘しています。さらに特定秘密に指定されれば指定期間が「60年間」となり、目の前の事態に何ら対処出来なくなるとして、原発を考え、対処するための出発点「正確な情報の迅速な公開」であり、そうしたことが出来なくなる「秘密保護法」の 廃案を強く求めます。

>>秘密保護法の廃案を求める『声明』はこちらをクリックして下さい。

 

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10月20日に開催された“発足2周年記念のつどい”。午前中行われた「自然エネルギー展示・説明会」には90人が参加し、太陽光・小水力・風力・バイオ発電などの実際を紹介した写真や展示物を、解説を受けながら見て回りました。また、正午からホール3階ロビーで開催された「原発ゼロ文化祭」には絵画、ちぎり絵、書、写真、横断幕など、様々な形での原発ゼロの訴えが展示され、60名が鑑賞しました。午後1時からの大ホールでのメイン企画には約550名が参加。第1部は大阪のうたごえ協議会100人による合唱で始まり、主催者あいさつ、20団体・個人による“1分間スピーチ”、原発賠償関西弁護団の訴え、そして、桂歌之助さんの落語と続きました。第2部ではTwitt No Nukes、ストップ・ざ・もんじゅ、辰巳孝太郎参議院議員による連帯あいさつ、福島復興共同センターからのビデオレター、そして、立命館大学の大島堅一教授による記念講演「なぜ原発ゼロなのか」でコスト面からみても原発はゼロにする以外にないことを学びました。最後は原発ゼロの会・大阪からの「今後の取り組みについて」の報告と提案を確認し、“団結ガンバロー”を三唱して閉会しました。原発ゼロ・自然エネルギー推進をめざす大阪での多種多様な取り組みが結集されるとともに、原発ゼロの必要性を経済面からも学ぶ有意義な“つどい”となりました。

>>2周年記念のつどいの「“つどい”資料集」「フォトニュース」はこちらをクリックして下さい。
 

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原発ゼロの会・大阪は、“発足2周年記念のつどい”を10月20日(日)、エルおおさかで開催します。当日は午前10時から12時まで501号室で自然エネルギー推進の展示・説明会があり、太陽光や風力、小水力、バイオなどの発電が、写真やポスターなどで展示されます。また、12時からはホール3階のロビーで原発ゼロ文化祭として絵画・版画・書・絵手紙・写真など展示会も行われます。メインの大ホールでは第1部(13:00~14:20)で大阪のうたごえ協議会100人による合唱、主催者あいさつ、1分間スピーチ、原発被害者国家賠償請求関西訴訟団の訴えの後、米朝事務所所属の桂歌之助師匠が原発への思いを語りながら落語を演じます。第2部(14:30~16:00)では、Twitt No Nukes、ストップ・ざ・もんじゅ、辰巳コータロー参議院議員が連帯のあいさつをし、福島の復興共同センターからはビデオレターで福島の現状報告と訴えがされます。そして、記念講演では「原発のコスト」問題では第一人者である大島堅一先生が、“原発による発電コストは安い”とかの主張に対し、事実で持って反論し、原発ゼロの必要性を分かりやすくお話します。“つどい”では最後に、原発ゼロをめざすこれからの府民運動について確認し合って終わる予定です。10月20日は是非エルおおさかにお運び下さい。

>>「2周年記念のつどいニュース」はこちらをクリックして下さい。
 

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各地で上映運動が取り組まれている“渡されたバトン~さよなら原発~”が、阪急十三駅西口の第七劇場一階下のシアターセブンでも上映されています。上映期間は10月5日から25日までで、週によって上映時間が若干変更されますのでご注意ください。地域での上映会を見過ごした方、ぜひこちらでご覧下さいますようご案内します。

>>チラシはこちらをクリックして下さい。

 

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 原発ゼロの会・大阪は9月11日、ますます深刻な事態に陥っている福島第一原発の“汚染水漏れ”問題と安倍首相のIOC総会での演説内容について『見解』発表しました。『見解』では、“汚染水漏れ”問題について、事態をここまで深刻化した東京電力、そして、具体的対策を東京電力任せにした国・政府、原子力規制委員会の責任を厳しく追及するとともに、「国・政府が責任を持って、国の総力を結集した対策を早期に実施すること」、汚染水を地上タンクに貯めるやり方は早晩破たんすることは明らかであり「抜本的な対策を打ち建てること」、事故の真相も解明出来ておらず、また、事故現場がこんな状態の中で原発の再稼働・海外輸出などはとんでもない話であり「即刻中止すること」を要求しています。一方、IOC総会で安倍首相が行った「状況はコントロールされている」、汚染水は「原発の港湾内に完全にブロックされている」発言については、「実態を無視した“ごまかし”」と批判し、「安倍首相がこうした誤った現状認識を改め、事態を深刻に受け止め、対策を抜本的に強化すること」を要求しています。『見解』は最後に、安倍首相が「抜本的解決に向けたプログラムを私が責任を持って決定し、すでに着手している」と発言したことにふれ、そうなっていないことは明らかだが、この発言は「もはや“国際公約”であり、安倍首相と国・政府は責任を持って推進すべき」だと述べ、“抜本的解決”というなら先ず福島第1原発の事故対策に全力を傾注すること、そして、何よりも原発は即時ゼロにし、自然エネルギー推進に大きく転換することだと要求しています。

>>“汚染水漏れ”・安倍首相発言関する『見解』の詳細はこちらをクリックして下さい。

 

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 原発ゼロの会・大阪は、10月20日(日)開催の「発足2周年記念のつどい」に向けて、大阪府知事、大阪市長をはじめ大阪の全自治体の首長に祝電・メッセージの要請を行いました。要請文では、原発をなくすことの必要性を訴えるとともに、自然エネルギーの推進について「自然エネルギー・再生可能エネルギーの推進は、風力、太陽光、小水力、バイオマスなどそれぞれの地域にある資源を活用して進めるもので、そのためには行政・住民・業者・学者などの連携が大変重要だと考えています。『自然エネルギー推進都市宣言』などを掲げ、こうした施策が強力にすすむことを期待しています」と述べています。早速、9月13日には河南町の武田勝玄町長からお祝いのメッセージが寄せられました。

>>全首長に出した“祝電・メッセージのお願い”はこちらをクリックして下さい。
 

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原発ゼロの会・大阪は、10月3日(木)に、自然エネルギー推進・学習シリーズ第4弾として、八尾市における家庭・公共施設における太陽光発電の見学・学習会を実施します。当日は、午前中、個人の家で実施している都塚太陽光発電所を見学し、所長から説明していただきます。また、午後には八尾市立リサイクルセンターでの太陽光発電の実際を見学し、その後同所で八尾市の太陽光発電の取り組みについて市の担当者から報告していただくことになっています。定員は15名。申し込みは9月20日(金)までに所定の用紙で事務局に申し込むことになっています。関心のある方はぜひご参加ください。

>>“八尾市の太陽光発電見学・学習会”のチラシはこちらをクリックして下さい。

 

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自然エネルギー推進学習シリーズ第3弾は、河南町における小水力発電の歴史や、その可能性を学ぼうと、地元の河南町会議員の力武清氏の協力を得て地元で開催しました。河南町のゼロの会員さんはもとより、太子町、千早赤阪村、富田林市在住で、会員でない方も多く参加され、総勢23名の参加となりました。講師の山本謙治氏(日本科学者会議大阪支部関西懇)より、動画や写真を交えて、昨年「ゼロの会」と行なった現地調査の報告や、環境省が調査発表している再生可能エネルギーポテンシャルマップで千早赤阪村を含むこの地域に小水力発電の可能性が高いことが示されているなどの報告がされました。また、京都や長野で行政が自然エネルギー普及に向けて取り組んでいる事例の紹介などもありました。

>>フォトニュースはこちらをクリックして下さい。

 

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